抗がん剤後のしゃっくりと、脱毛が始まった話

がん治療

今回は、あまり情報が出てこない副作用の話をしようと思う。しゃっくりだ。笑いごとのようで、これが地味にずっと続く。そして脱毛も、本格的に始まってきた。

しゃっくりが止まらない、でも家族の方が必死

2回目の治療が終わったあとから、ぼちぼちしゃっくりが出るようになった。翌日になるとさらに頻繁で、気づいたらひくひくしている状態。時折忘れていられる時間もあるけど、すぐまた始まる。

抗がん剤の副作用のひとつだと思っているので、自分はそこまで気にならない。でも家族は違った。「驚かせると止まる」「水を連続で飲め」「息を止めろ」——次々と民間療法を試してくる。その都度実験台にされているわけだが、正直あまり効かなかった。家族の方が一生懸命で、なんだか笑えてくる。

しゃっくりと抗がん剤について

しゃっくりはステロイド系の制吐剤の副作用として出ることがある。長く続く場合は主治医に相談を。民間療法より薬で対処できる場合もある。

脱毛が始まった。本人よりも旦那の方が動揺してた

ごっそり抜けるというより、数本ずつぱらぱらと。朝起きると枕の上に毛があって、コロコロで除去する、という日課ができた。それくらいのペースなので、自分としてはまだ気持ちの整理がついている。

むしろ気になるのは旦那の方で、「心の準備が必要」とぼそぼそ言っていた。笑。本人より家族の方がいろんな意味でリアクションが大きい。それはそれで、愛情だと思っている。


患者本人と家族では「つらさのフェーズ」が違う

看護師として働いてきて、患者さんの家族のケアも大切だとわかっていた。でも自分が患者になってみると、改めてそれを実感する。本人はある程度覚悟して受け入れていても、家族はそのたびに初めての衝撃を受ける。

しゃっくりも脱毛も、本人にとっては「副作用のひとつ」。でも家族には「大切な人が変わっていく」と映るのかもしれない。そのズレをお互いに知っておくだけで、少し楽になれると思う。

今日もなんとか元気です。しゃっくりしながら、コロコロしながら、笑える毎日を続けていこうと思う。

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